仕事が休みだったので、広島へ。広島に行くのは12年ぶりです。新幹線に乗るのも10年ぶりで、じつは自販機でひとりで切符買えなかった…。

これ、どこだろう? 山陽新幹線はトンネルが多いからちょっとつまんない。景色を見ていてもすぐトンネル入っちゃう。

※長いのでたたみます。
新幹線、早い! 1時間ちょっとしか、かからなかった。あっという間に着きました。
今回行ったのは、入院している大叔父を見舞うため。病院に行くと、突然私が現れたので、広島の親戚たちが驚いていた。大叔母は自宅に帰っていて留守。大叔父の顔を見たとたん、泣きそうだった。会ったのは7年ぶりくらいで、病気のこともあって、私の記憶の中の大叔父よりも、当然だけど、ずっと年老いて見えたから。具合が良くないはずなのに、笑って冗談を言ったりしているから、私もぐっとこらえて、一生懸命笑顔で話した。

お見舞いを終えて、もう1人の大叔母*1たちとごはん。大叔母だいすき! 私の祖母に感じがちょっと似ているからかも。なんやかんやとお土産まで持たされた。(結局、母のイトコのおにいちゃんにおごってもらった…。)

駅へ向かう途中、展示してある潜水艦や海上 自 衛 隊?の制服を着た若い男の子たちを見て、なんだか新鮮だった。今住んでいる街には海がないし、自 衛 隊の制服=迷彩だから。駅で大叔母たちと別れて、妹のほうの大叔母に電話。大叔母が「知ってる人に会ったり声聞いたりすると涙が出るんよ」と言って泣くから、私もちょっと涙が出てしまった。

      1. +

帰りの新幹線まで時間があったので、気分を変えるために、おにいちゃんが話していた大和ミュージアムへ行く。じつはよく知らずに行ったのですが、ここは、弱ってる心にはヘビーすぎました…。見ているあいだもずっと泣きそうなきぶんで、正直つらかった。回天の試作品が展示してあるところがとくに。涙をこらえるので精一杯だった。ガイドのおじさんが「こんなもの、二度と作っちゃいけないんです」と言っていて、ほんとにそう、と思った。
なぜみんな仲良くいられないんだろう。争いあうんだろう。自分たちだけが思う正義の名の下に傷付けあう。なぜ何百年も何千年も前から同じことばかり繰り返しているんだろう、この世界は。勝つとか負けるとか、そんなことほんとはどうでもいいことなのにって思ったりする。ああ、うまく言えないや。

戦 艦「陸奥」の碇だそう。

早めに出るつもりだったのに、つい長居してしまって、挙げ句新幹線に乗り遅れそうになって走った。晩ごはんに、お好み焼きを食べて帰るつもりだったのになあ。

そして、ずっとずっとがまんしていたのだけど、新幹線に乗ったとたん気が抜けたのか、思わず泣いてしまった。涙はなかなか止まらなくて、まわりに気づかれないようにこっそり涙を拭いた。
もう、悲しいのや辛いのは嫌だ。

*1:上記の大叔母の姉。ふたりは私の母方の祖母の一番下の妹たちなのです。